EA21　社会貢献G主導で、京都市が推進する「京（みやこ）の生きもの・文化協働再生プロジェクト」に参画することになりました。京都らしさを支える生物多様性の持続可能な利用を図るため、京都らしさを支えてきた生きものの保全、再生及び持続可能な取組を実施するプロジェクトです。

3月25日のメンテナンス日に、フタバアオイ・ヒオウギを花壇に植えました。
　

フタバアオイは京都三大祭りの一つでもある葵祭で象徴的な植物です。葵祭ではカツラの小枝にフタバアオイを絡み合わせた葵桂(きっけい)と呼ばれる飾りを衣冠や牛馬などに身に着け巡行します。
また、フタバアオイは直射日光に弱く、常に湿っていないといけない等、繊細な植物です。皆で大切に育てていきます。

ヒオウギも京都三大祭りの一つ、祇園祭で欠かせない植物です。山鉾巡行の時期になると八坂神社をはじめ、いたるところでヒオウギの生花が飾られます。
 

これらの植物は京都の伝統文化を支える大切な植物ですが、自然環境の破壊や里山の荒廃などにより生息場所の減少や絶滅の危機にさらされています。

京都の伝統文化との関わりを感じつつ、植物の成長を温かく見守って頂ければと思います。

【京都市生物多様性プラン・プロジェクト詳細】https://ikimono-museum.city.kyoto.lg.jp/