めっき紹介

銅めっき

銅めっきとは?

銅めっきとは、工業用途としては浸炭防止用めっき(鉄に炭素をしみ込ませ硬くする処理法)や優れた電気伝導性(銀の次に導電性が良い)を利用した導電部材やプリント配線板などへのめっきに用いられています。
装飾用途としては適度な強度と延展性に富む性質を生かした機械加工用部材への肉盛めっきや銅電鋳(美術工芸品や仏具など)、及びめっき後のサテン仕上げや磨き仕上げなどを施す事も可能で各種装飾めっきに用いられています。
また、さまざまな素材との密着性に優れた性質を利用したニッケル-装飾クロムめっき等の下地めっきとしても重要な役割を果たし、幅広い分野・用途で活躍する「影の主役」的めっき皮膜です。

 
拡大画像はこちら青化銅   拡大画像はこちらピロ燐酸銅

めっき特性と適応素材(参考)

めっき種 色調 硬度
(Hv)
延性
(%)
耐食性JIS
Z 2371(h)
対象素材
鋳物 銅/真鍮 SUS系 アルミ系
青化銅めっき 100~150 6~9 24~48
ピロ燐酸銅めっき 160~190 3~10 48~96

◎:容易、○:比較的容易、△:前処理や特殊工程が必要

※ ピロ燐酸銅めっきは下地めっきに青化銅めっきを用いる事や、必要であれば特殊な前処理を施す事で各種素材に適応できます。
※ 外観は磨き(バフ、#90、#200)、梨地(液体ホーニング、乾式ホーニング)、サテン仕上げ等の各種選択的組合せが可能です。

めっき浴種と対応ライン

当社では鉄素地または亜鉛ダイカスト素地への密着性が良好な青化銅浴と均一電着性に優れ皮膜結晶構造が緻密で機械加工性に富むピロ燐酸銅浴を採用しています。

対応ライン 浴種 処理可能最大寸法 最大荷重 備考
自動装飾ライン 青化浴 2400L×350W×1200H 180kg 自動生産ロボットにより重厚長大品の量産処理も可能。
ピロ燐酸浴
精密装飾ライン 青化浴 400L×250W×500H 10kg 手作業によるきめ細かな作業。